この記事はこんな人にオススメ
- パーマリンクの設定方法を知りたい人
- おすすめのパーマリンク設定を知りたい人
このような悩みにお答えします。
パーマリンク設定はワードプレスの初期設定の中でも重要です。ブログを始めたときは、この設定が重要だなんて知らず、あとで痛い目に会いました。
そもそも「パーマリンク」とは、ブログの個々のページの「URL」。パーマリンク設定は、どんどん増えていく記事のURLを決める「ルール」を決めていきます。
そこでこの記事では「ワードプレスの初期設定で見落としがちなパーマリンク設定」について写真付きで解説していきます。
記事を読むことで「オススメのパーマリンク設定も知ることができ、迷わず設定することができます。」

設定方法だけ知りたい方はコチラからどうぞ。
『パーマリンク』とは
冒頭でも解説したとおり、そもそも「パーマリンク」とは、個々のページの「URL」のことです。
パーマリンクとは、ブログの個々の投稿、カテゴリーなどの投稿一覧ページへの恒久的(半永久的)な URL です。
パーマリンクは、他のブロガーがあなたの投稿やセクションにリンクを張るときや、投稿へのリンクを Eメールで送ったりするときに使います。
個別の投稿への URL は常に存在して決して変らないようにすべきです。そういう訳で、「perma」リンクといいます。
この記事のパーマリンクは、[https://rokusan-jobs.info/permalink]です。
"https://rokusan-jobs.info"までは「ドメイン」名です。それ以下の赤文字「permalink」はWordPressの設定で決めることができます。
この表示ルールを決める方法が『パーマリンク設定』。パーマリンク設定は、6種類あります。
パーマリンク設定の種類
- 基本 (https://rokusan-jobs.info/?p=123/)
- 日付と投稿名 (https://rokusan-jobs.info/2020/04/09/sample-post/)
- 月と投稿名 (https://rokusan-jobs.info/2020/04/sample-post/)
- 数字ベース (https://rokusan-jobs.info/archives/123/)
- 投稿名 (https://rokusan-jobs.info/sample-post/)
- カスタム構造
また、カスタム構造を使うと、用意されている項目から自分でパーマリンク設定を作ることができます。
%year% | 投稿年 |
%monthnum% | 投稿月 |
%day% | 投稿日 |
%hour% | 投稿時刻(時) |
%minute% | 投稿時刻(分) |
%second% | 投稿時刻(秒) |
%postname% | 投稿名 |
%post_id% | 投稿ID |
%category% | カテゴリー名 |
%author% | 投稿者名 |
ちょっと何言ってるかわかんないっす。って方は、「パーマリンク設定の方法」までスキップして大丈夫です。
パーマリンクで重要なポイント
さて、何言っているか分かっている方は、パーマリンクの重要なポイントをチェックしていきましょう。
パーマリンクについては『Google Search Consoleのガイドライン』を参考にするとわかりやすいです。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。
論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
URL では区切り記号を使うと効果的です。
URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。過度に複雑な URL は、サイト上の同じまたは同様のコンテンツを表す多数の URL を不必要に作成し、クロールの際に問題が生じることがあります。
言い回しはわかりにくいですが、要約すると「パーマリンクを見れば、どんな記事かわかるようにしましょう。」ということです。
Googleのガイドラインを元に、パーマリンクで重要な5つのポイントをまとめるとこんな感じになります。
パーマリンクの重要な5つのポイント
- パーマリンクはシンプルにする
- 誰が見ても分かるもので本文の内容と関係のある単語
- 複数単語の組み合わせは[ - ](ハイフン)で区切る
- 日本語は使わない
- ローマ字ではなく英単語
Googleのガイドラインには、「日本語」や「ローマ字」について詳しく書かれていません。(日本語なんて一種族しか使ってないから別に書く必要ないでしょ。ってわけではありません。)
しかし、日本語をパーマリンクに入れてしまうとちょっと良くないことが起きるので、NGということだけ今は覚えておいてください。
パーマリンク設定を後で変えてしまうとどうなるの?
パーマリンクは半永久的に変わらないものとされています。
なので、パーマリンク設定が変わると全てのURLが変わる......つまり全て新しい記事として見られます。(新しいスタートを切りたい方は結構ですが。)
そこで発生する1番の問題は、検索エンジンで評価が下がること。評価が下がれば、検索エンジンで表示されていた記事が、全てリセットされます。
対策としては「リダイレクト」という設定がありますが、かなり面倒なので最初から変更しないように決めておきましょう。
パーマリンク設定を後で変えると起こること
- 検索エンジンでの表示順位が下がる
- もともとのURLが無効になる
- リンクやシェアされていたURLが無効になる
- リダイレクト設定が鬼のように大変
日本語を入れてしまうとどうなるの?
日本語のURLはユーザーに分かりやすい親切なパーマリンクじゃん。と思われがちですが、実はあまりよくありません。(そもそも日本人にしか優しくありません。)
たとえば日本語URLの表記で「https://blog-wordpress.com/パーマリンク設定」があったとします。
パッと見た感じ『パーマリンク設定』について書かれている記事なんだ。と分かりやすいですが、日本語URLは自動的に英数字・記号に変更されます。
実際のURLは
「https://blog-wordpress.com/%E3%83%91......5%AE%9A」
なにこれ!?謎の暗号じゃん!!というぐらい複雑なURLになってしまいます。なのでGoogleのガイドラインに適さない、NGなパーマリンク設定というわけなんです。
失敗しない!!おすすめの『パーマリンク』
[パーマリンクとは]でも解説したとおり、パーマリンク設定の種類は6つあります。
こんなに設定の種類があると、どれを選べばいいかわからないですよね。
そこで、おすすめするパーマリンク設定は『カスタム構造』に[%postname%]です。
おすすめのパーマリンク設定
- カスタム構造⇒[%postname%] (https://rokusan-jobs.info/投稿名/)
- 投稿名 (https://rokusan-jobs.info/投稿名/)
カスタム構造でも投稿名でも同じです。(投稿名を選択すると、カスタム構造に[%postname%]が入力されます。)
なぜ投稿名がオススメなの?
投稿名 (https://rokusan-jobs.info/投稿名/)のパーマリンク設定をおすすめするのは、ブログを始めて作る人や、ブログの方向性が決まっていなくても対応できるからです。
もし、ブログの方向性やカテゴリーを決めたとしても、途中で方向性が変わったり、カテゴリーを変更・合体させたりと、なにかと修正をすることがでてきます。

また、記事の内容がひと目でわかるシンプルな設定のためGoogleのガイドラインにも適応できるパーマリンク設定となっています。
投稿名[%postname%]をおすすめする理由
- ブログを初めて作り人でも対応できる
- ブログの方向性・カテゴリーが決まっていなくてもOK
- 内容がひと目で分かるシンプルな設定
WordPress『パーマリンク』設定の方法
では、ちょっと何言ってるかわかんない方も、ここからはわかりやすく"失敗しない"パーマリンクの設定方法を解説していきます。
まずは、WordPress管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」をクリック。
パーマリンク設定はこの画面から行います。
パーマリンク設定は[おすすめのパーマリンク設定]で解説したように、カスタム構造に[%postname%]or「投稿名」を設定。
設定できれば下部の[変更を保存]をクリックして完了です。
あとは記事投稿の画面で、タイトル下にあるパーマリンク編集部分から、わかりやすいパーマリンクを設定するだけですね。(日本語はNG)
設定できれば[OK]をクリックして完了です。
ワードプレスの設定項目はパーマリンク以外にもあるので、コチラの記事で詳しく解説しています。
>>ワードプレスをインストールしたら最初にする6つの設定